ChatGPTでスピーキングの練習をする
「Voice In」というChrome拡張機能を使ったら、ChatGPTで無限にスピーキングの練習ができるようになった。
私はオンライン英会話を2年ほどやっていて、「1日25分のレッスンだと物足りないなぁ...」「でも、独り言で英語を話すのは気が乗らないなぁ...」って思っていたので、ChatGPTが話し相手になってくれたのは革命的。
また、最初にChatGPTに「あなたは私の英語のコーチです。私の表現が間違っていたら修正してください。」と伝えれば、表現も修正してくれて一石二鳥。
もちろん、100%完璧に修正してくれるわけではないけど、非ネイティブがスピーキングの練習台として使うには十分だと思う。
歴史的背景とか意思決定のプロセスって、あんまり興味ない?
最近、社内のエンジニア向けに勉強会を開くことが増えて、定期的に講師として発表しています。 何回か講師をやっていて感じたのは、「どうしてこの技術が、うちの会社の製品に採用されたのか。他のどんな技術と比較して、どういう基準で選ばれたのか。」とか、「この技術はどういう歴史的背景の中で生まれて、どういう経緯を辿って進化してきたのか。」みたいな部分に、みんなあんまり興味ないんだなっていうこと。
僕は、学生時代も社会人の今も、こういう意思決定のプロセスとか歴史的背景を知ることはとても大事だなって思っているので、毎回発表で伝えるようにしてるんだけど、ごく一部の人にしか伝わっている感じがしない。
結局、表面上の理解しかしてなかったら、自分が意思決定する時に困ると思うんだけどな。
...自分の伝え方が下手なだけかもしれないけど。
Weekly Report #3
過去のWeekly Reports
振り返りの期間
2022/10/03 ~ 2022/10/10
英会話
勉強のやり方
英会話の前に英語の表現をいくつか用意して挑んでも次の日には忘れるし、今の自分にはあまり効果がないと思った。何回も使わないのが悪いのだが、何回も同じ表現を使う自分に飽きてしまう。 あと最近英会話マンネリしてて、惰性でやってる気がする。
これはみ〜んな言ってることだけど、やっぱり「英語を英語のまま理解する」ことが大切で、そのためには 「自分が日本語を解釈する時に無意識に行っている、雰囲気やニュアンスの理解を、英語でもできるように意識する」 ことが必要だと思う。
例えば、"have"という単語を見た時、「食べる」「持っている」っていう日本語訳じゃなくて、「所有している状態(possess)」とか「経験した状態(experience)」みたいなニュアンスをパッとイメージできないといけない。
だから、暇な時に語源とかニュアンスとかを、英語で調べてみることにした。(よくお世話になるサイト→ Etymonline)
※Googleで英語ページだけを調べたかったら
https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en
で検索すればOK.
筋肉痛
- sore: (adj.)physically painful or sensitive, as a wound, hurt, or diseased part:
- e.g: I'm sore because of yesterday's exercise.
- informalだけど、「怒って、イライラして」(=annoyed, angered)みたいな意味もある:
- He was sore because he had to wait.
多分日本語の「(普段使ってない筋肉を急に使ったことによる)筋肉痛」は、"Exercise soreness"が一番しっくりくる表現だと思う。
sore(Dictionary.com)
※日本語サイト除外して"muscle pain"で調べたら、「(運動した次の日の朝起きたら感じる)一時的な筋肉の痛み」というより「病気や怪我の兆候で、sorenessに比べてすぐに症状が出て、長期間続く」雰囲気っぽかった。
The difference between soreness and painful
上の空
他のことに心や関心を奪われていて、目の前のことに集中していない状態。
日本語サイトで英訳を調べたら、"be(feel) out of it(things)"って出てきた。
英語で調べると:
- 疲れていたり、正常な判断ができない状態(= To be disoriented.)
- I was really out of it after working that 16-hour yesterday.
- (特定の流行などに)疎い状態、あまり知らない状態(= To not be aware of or knowledgeable about something. especially of a particular trend.)
- 単純に興味がない場合だけでなく、金銭的(時間的)問題でその流行に乗れない場合もOKっぽい:
- My dad is so out of it. Doesn't he know that wearing socks with sandals looks ridiculous?
- Everyone's been playing this new Japanese card game at school, but I'm out of it because I can't afford all the accessories for it.
っていうか、affordって無意識に"can afford to do"とか、「金銭的・時間的な余裕」に対してに使ってたけど、この感じはいつ身についたんだろう...
Tech-innate generation
生まれつき技術に明るい世代
Intuition or a gut-feeling is an understanding or knowing of a situation without specific data or evidence at the time; analytic reasoning is not part of the intuitive process. Instinct is an innate, hardwired tendency. For example, humans have biological, hardwired instincts for survival and reproduction.
- Innate: 生まれつき備わっている( (adj.)inborn; natural:)
- Instinct: (生まれつき持っている)直観、本能
- Gut feeling: (論理的な根拠はないけど、瞬発的な)反応、感覚
- Gut: 根性、決断力、ガッツ;直感、本能
- そもそもGutがこんな感じの意味で、"Gut instincts"でもGoogleでかなり検索引っかかった。GutとInstinctの使い分けがわからん...
その他
Modern Loveのシーズン2がとにかく良い。シーズン1は1話が一番好きだったけど、シーズン2は今のところ2話と3話が特に好き。
Weekly Report #2
今回も諸事情により、英語だけ。
過去のWeekly Reports
振り返りの期間
2022/09/25 ~ 2022/10/02
英会話
完璧主義の人
- He tends to seek perfection.
- He is a perfectionist and that's the cause of having a tough life.
- 困った時の"have"
- have a hard life: 厳しい人生を送る
- cf. have a discussion: 議論をする
意見を聞く
- I'll ask them for their two cents. If I still desire to start my own business, it'll be a signal to go.
- desire: wishing/hoping something
- aspire: attempting to achieve a specific goal
- cf. Once I get married, my aspirations and dreams would be sacrificed.: 結婚すると、多くのものを諦める(※諸説あり)
どっちでもいい
- It doesn't matter.
- cf. I don't care.: どうでもいいよ(ネガティブな感じ)
一線を越える
- cross the line
- Your recent attitude have crossed the line and impossible to miss. If you say something against the company, you could be removed from your job.
- impossible to miss: 見過ごせない、看過できない
- cf. kick O off: Oを解雇する、追い出す
- Your recent attitude have crossed the line and impossible to miss. If you say something against the company, you could be removed from your job.
- 何かを誉めるときに、必ず何かをけなさないと気が済まないような人にはなりたくない。
- I don't want to be the kind of person who, when praising something, always puts something down at the same time.
国葬を行う
hold a state funeral
cf. あんまり特定の話題に言及したくないときに使う表現:
言い表せない不安感にまつわるエトセトラ
- It occurred to me that until when will I keep staying here, when can I proceed to a next stage??
- It occurred to me that...で、「ふと思う」
- I'm anxious to see her for the first time in five years. みたいに「久々に会うのすっごく嬉しいけど、同時に緊張もする」っていうときにも使える。
- この場合は be anxious to = be eager to(〜したくてたまらない)の用法
- 本来は、I feel anxious about her result.(彼女の結果(合格発表とか)が気になって仕方ない、そわそわして落ち着かない)みたいな感じで使う。だから、「ふとその形容できない不安感に襲われる」ことで、物事が手につかない状態になるなら、 I'm overwhelmed with indescribable anxiety.(言葉にできない不安感に襲われる)って使えるはず。
- ビジネスで「懸念」って使いたいならI have some concerns about this project. みたいに、concernを使う。
- ふつうに会話で「不安だ・気になる」って言いたかったら、I'm worried about the issue. って言えばいい。
- 「(他人と比較しようとした時とかに、)全然違うものだから比較できないよ」みたいにいう時
- It's like comparing apples and oranges.
「めっちゃ仕事してる」って言いたい時
- I've been busting my chops.
- cf. 「うちの会社はフレックスじゃないから、17:00に仕事が全部終わっても、勤務終了の18:00までは『忙しいフリ』をしてますねぇ。」
- Our company doesn't apply the flex schedule and we are paid by working hours, so let's say we finish our work at 5:00 P.M., then we'll be pretend to be busy.
That's whyに代わる表現
文章を締める時、That’s whyしか使えない病にかかってしまったときは...
- To summarize everything,...
- To wrap up,...
をつかう
いろいろな「逆に」
「半期に一度の部長との1 on 1 meetingでは、何ができたか、逆に何ができなかったのかを評価する」って言いたくて「逆に」を調べてたけど、結構使い方には注意しないといけないと思った。
- 「逆にいうと」Conversely / The other side of the coin
- 「裏を返せば」To put it the other way around
- 「むしろ、かえって」Actually / On the contrary / Or rather
- oppositeとかは方向に対して使うから、この文脈では合わない。
- だから、上記の文脈では「逆に」ではなく「また」という意味で、普通にand使えばいいと思った:
参考:「逆に」の用法
性別がわからない時の三人称代名詞
- 英会話の先生曰く、heを使うのが自然な表現らしい。動物でも性別がわからないならheでいいらしい。
- ちなみに、三人称単数の"they"っていう考え方がある
参考:三人称単数としての「they」、性別多様化の時代に対応
紅葉
- autumn / fall leaves
- autumn / fall colors
Avril Lavigneの"Complicated"の最初の方で出てきた表現
Avril Lavigne - Complicated (Official Video)
let it be: そのままにしておく、なすがままになる
- There will be an answer, let it be.
- そのままにしていれば、答えはきっと見つかるよ。
- Do your best, and let it be.
- ベストを尽くしなさい、そして天にかませなさい。
- It is a mistake, to be sure, but let it go.
- それは確かに間違いだが、そのままにしておこう
laid-back: 落ち着いた、のんびりした
- I like this laid-back atmosphere.
- He was so raid-back.
watch one's back: 気をつける
- Watch your back! = Be careful!
Weekly Report #1
はじめに
目的
私は復習が嫌いで、勉強してもやりっぱなしで全然身につかないので、一週間に学んだことの一部をブログでアウトプットすることにしました。自分の備忘録としてのアウトプットなので、ジャンルもフォーマットもバラバラになると思います。何か間違いがあったら、ぜひ教えてください。
- できるだけ一週間に一回のペースで続けていきたい。
- ただ、この形式が有効な復習方法なのかはまだわからないので、適宜アップデートする。
振り返りの期間
2022/09/18 ~ 2022/09/24
とりあえず試しに英会話の振り返りだけ
英会話
彼の立場からすると
- From his point of view
- From his perspective
- 例:彼個人的には受け入れたいけど、マネージャーという立場的にそれを受け入れるわけにはいかない。
- e.g. From his personal perspective of view, he would accept her idea but considering his position as a manager, he couldn't accept it.
目に見えない壁
- glass ceiling
- e.g. The company has a glass ceiling that prevents female staff from being promoted.
虚勢を張る
- bluff/act tough
- Only I could do was acting tough/bluffing.
劣等感
- 自分の知らない分野の話を聞いて理解できなかった時、ものすごい劣等感に苛まれる。特に、それが当然知っているべきことであればなおさらだ。
- When I hear something unfamiliar field, I feel tremendous inferior that I don't know about it. This is especially true when it isn't a specialized subject, but something that we should know.
- 「知ってて当然」とか、take it for granted that...って繋げたくなるけど、普通にsomething that we should know でも良い
- tremendousの類語
- enormous, incredible 使える。
- When I hear something unfamiliar field, I feel tremendous inferior that I don't know about it. This is especially true when it isn't a specialized subject, but something that we should know.
知識
- know about(〜に関することを、調べたりみたことがあって)知ってる
- know of(風の噂程度に、名前だけなら)知っている
- 何でもかんでも理解しようとしすぎだよ。中途半端になるよ。
- I'm trying to learn too many things. If I go on like this, I'll be a mediocre.
- mediocre: 二流の、平凡以下の
- cf. It was mediocre.
- 可もなく不可もなくだね。
- I'm trying to learn too many things. If I go on like this, I'll be a mediocre.
予定
- be going toより、be ~ingのほうが、より具体的に日程などが決まっているプランに対して
- 「だんだんと」で、little by littleに飽きたら、gradually使おう。
カナダの精神科医、エリックバーンの言葉:
You cannot change others or the past, but you can change yourself and the future.
- 英語が話せるっていうのは、建設的な議論ができて、相手の考えを理解して自分の意見を正確に伝えられる能力を言うのであって、英語で道案内ができるとかそういうことじゃない。
- Being able to use English means the ability to have constructive discussions, understand what others think and express what I think accurately, not a skill to give directions in English or anything like that.
- いっぺんに全部を変えようとすると、多分失敗する
- If you try to change everything all at once, you will certainly fail. Change must happen gradually.
- 〜に耳を傾けようとする、喜んで聴く
- be receptive to
- e.g: They are receptive to new ideas and feedbacks.
- be receptive to
- 意見を求めるとき
- I'll ask them for their two cents.
- my way or the highway
- 「嫌なら出ていけ」みたいなニュアンス
- 過去にすがりついている
- They are living in the past glory.
- They are stuck in the glory days.
- the cookie crumbles
めんどくさい
- tedious
- e.g: I have to do this simple task every day, it's so tedious.
- cf. I can't be bothered.
- これは「めんどくさくて不愉快、それをやる気も全然ない」というニュアンス
- "It's a hassle."は「手間がかかって面倒くさい」行為に対して。
- ”It’s a pain in the neck.”でもめんどくさいニュアンスを出せる。
- これは「めんどくさくて不愉快、それをやる気も全然ない」というニュアンス
紙一重
- 優しさと無関心は紙一重だと思う。
- I would say there is a fine line between kindness and indifference.
- There is not much difference between kindness and indifference.
- AとBの間で板挟みに合う
- I find myself caught in the middle of A and B.
- 無責任:irresponsible
- She is so irresponsible.
- 「(できないくせに叶うとか、)無責任なこと言うなよ!」みたいなときは"Don't give them the wrong idea."(誤解を与えるようなこと言わないで)と一緒に使うと良さそう。
- 関係ない:nothing to do with
- He has nothing to do with Ken's life, so he is a bit irresponsible.
- cf. 「関係ない、関わりたくない」みたいな拒絶系の「関係ない」は、not one's business.
- e.g: It's not my business.
- 「環境に恵まれている」
- I'm in a very privileged environment to be able to work here.
- 逆に、「四苦八苦する」みたいなニュアンスを伝える時は"struggle"を使う
- 相手を立てる(主導権を譲る、目立たないようにする)
- I don't hesitate to take a back seat to them.
- 「なんで英語を学ぶのか?」を聞かれて、「マジで理由がないから困る」って言うとき:
- That question always troubles me because there is no reason there. If I had to say, over billion people can speak English, so I wanna be a one of them.
- If I had to say: 強いて言うなら
- That question always troubles me because there is no reason there. If I had to say, over billion people can speak English, so I wanna be a one of them.
台風の被害のはなし
- Typhoons hit Japan.
- Shizuoka city was hit especially hard.
- A powerful typhoon barreled through Japan on Monday and Saturday, and it triggered floods and caused thousands to evacuate to safety.
- barrel: 疾走する、(車などを)ぶっとばす
- It is said that the last typhoon was one of the strongest ever recorded.
仕事内容をA4二枚でまとめたら、びっくりするぐらい捗るようになった。
TL;DR
- マルチタスクに埋もれそうになったら、A4用紙二枚程度で仕事内容をまとめる。それによって、「解決したい問題」に注力できるようになる。
- GoogleのDesign Docsを参考にしてフォーマットを作ったので、シェアします。
はじめに
こんにちは、id:doranekoglassです。 今年に入ってから、仕事で複数のプロジェクトに携わっていて、それにより色々なタスクを同時並行でやろうとした結果、仕事が全然捗らなくて自分に絶望してました。「さすがにこれはまずい...!」と思ってフォーマットを作ったのですが、それが思いのほか良い感じだったのでブログに残します。
フォーマットをつくるまで
モチベーション
先述しましたが、きっかけはマルチタスクがうまく行かず、ストレスを感じ始めたことでした。そこで、自分がどういう時にストレスを感じるのか、どういう状況でパフォーマンスが下がるのかを自己分析してみたところ、「自分が何をしたいのか(すべきなのか)わからないとき」、「『自分が今、何を理解していないのか』を理解していないとき」だということがわかりました。
参考にしたもの
GoogleのDesignDocs を参考にしました。DesignDocsはソフトウェア開発で使うものらしいですが、考え方自体はどんなビジネスにも応用できると思いました。
フォーマット
以下は私が使っているフォーマットです。タスクに取り掛かる前に、このフォーマットを埋めます。A4用紙二枚で収まるボリュームでまとめます。
また、私は普段 Visual Studio Code というテキストエディタを使っているので、Markdown 形式で書いています。項目が英語になっているのは、見た目がカッコいいからです。
# Task Title ## Overview ### What to solve? <!--ここに、今回の仕事で何を解決したいのかを簡潔に書く。3行以内で書けるとベター--> ### Why? <!--このタスクは、プロジェクトにおけるどういう位置付けで、どういう背景のもとで生まれたのかを書く--> ### How? <!--ここに、どうやって問題を解決するのか、今想定している方法・手段を書く。ここは、仕事をやる中で変更があってもOK--> * Non-Goals <!--今回の範囲外の仕事は何か?「何をやるか」を決めることは、「何をしないのか」を決めること--> * Alternative Plans <!--代替案はあるか?--> * Output <!--今回の成果物は何か?--> ## Schedule <!--ここに、スケジュールを書く--> ## Remarks <!--ここに、新しい用語の定義や補足情報などを書く--> ## MEMO <!--ここに、Overviewを書くための殴り書きメモを残す。pdfなどにする時にはコメントアウトして隠蔽する--> ### (参考)よく使うタグ <span style="color:red;">強調したい部分は色を付ける</span> <!--これで囲ったら非表示になる><-->
実感した効果
上司に質問しやすくなった
自分のやるべきことが明確でなかったら、仕事に取り掛かる前にOverviewを埋めて、「私はこういう認識で仕事に取り掛かろうとしているのですが、方向性合ってますか?」と、上司に質問するようにしました。
Overviewを書くことで「自分は何を理解しているのか」、「逆に何を理解していないのか」が浮き彫りになって、質問に費やす時間の短縮や、上司との認識のギャップを埋めるのに役立っています。
解決すべき問題がクリアになった
このドキュメントを作ることで、「なんとなく」で仕事することが圧倒的に減りました。なんとなくで仕事していると、「今、自分が何をしたくて何を調べているのか」や、「どういう目的で資料をつくるのか」が曖昧になります。それだといつまで経っても仕事が終わりません。
もしタスクの途中で、「あれっ、解決したい問題ってなんだっけ?」ってなったら、Overviewを見返せば迷子になることも防げます。
振り返りをするようになった
スケジュールを立てることで、仕事が終わった後に振り返りをするようになりました。当たり前のことですが、振り返りをすることで「スケジュール通り行かなかった場合、その原因は何か?(残業しすぎ、他の優先度が高いタスク、想定外の難しい問題に直面したetc.)」という原因分析をして、次回に生かすことができます。
私は振り返りや復習が昔から苦手だったので、このような仕組みでそれを補えるのは良かったです。
引き継ぎ用の資料になった
社内の資料を漁っている時、特に私が困ったのが、「なぜこんな意思決定がなされたのか」についての過程や議事録が一切残っていない場合でした。
また私は、「自分が分からなかったことは、きっとみんなも分からない。だからちゃんとドキュメントを残さないと、きっと将来後輩たちが困る」という前提に立つことにしました(図々しすぎるかもしれませんが)。
そこでこのドキュメントには、自分の思考の過程も残すようにしました。結果的に、細かい仕事の引き継ぎや教育するときに役立っています。
おわりに
私はただの会社員なので、このような仕事術を書くのは少し抵抗があったのですが、自分の思考の整理にもなってよかったです。今後もどんどんブラッシュアップさせて、効率的に仕事をしたいなぁ...
「ストーリー」を意識した、効率的な応用情報技術者試験対策(午後編)
初めまして、id:doranekoglassです。ずっとブログを始めてみたかったのですが、ネタがなくて躊躇っていました。 もうすぐ応用情報技術者試験の季節ということで、私がやっていた勉強法を書いてみようと思います。
目次
TL;DR
- 単語の意味だけを覚えるのではなく、問題のストーリーを理解する。
- 頭の中でストーリーを再現するように復習する。
応用情報技術者試験とは
「情報処理技術者試験」の説明は、公式サイトから引用します;
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。
情報処理技術者試験について
情報処理技術者試験の中でも、応用情報技術者試験はこのような位置付けのようです;
ITエンジニアとしてのレベルアップを図るには、応用情報技術者試験がお勧めです。技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。
応用情報技術者試験の概要
わたしの受験体験記
私は2022年4月に受験しました。
勉強期間
本腰を入れて勉強を開始したのは、試験1ヶ月半前からです。
- 2022/02
- 仕事が忙しくて、平日はほぼ勉強できず。
- 休日に、過去問道場で午前試験対策を30分〜1時間程度やっていた。
- 1年前に基本情報を受験していたので、午前対策はそんなにしんどくなかった。
- 2022/03〜2022/04
- 本格的に勉強開始。平日は平均2時間、休日は平均7〜8時間勉強した。トータルの勉強時間は100〜120時間ぐらい。
- セキュリティとマネジメントは過去10年分解いた。それ以外の分野は、緑本を一通り解いた。
- 過去問はWebで公開されていますが、問題集を一冊持っておくことをお奨めします。午後問題は記述式なので「減点されないためにはどんな文章を書けばいいのか」を学ぶのに役立ちます。
午後試験の勉強法
どうやるか?
- まず、普通に問題を解きます。
- 解き終わったら自己採点します。
- Excelやスプレッドシートを用意します。
- シートに「年度・タイトル・勉強した日付・キーワード・詳細」列を作成します。
- その問題のキーワードを抽出します。
- 間違った問題や迷った選択肢とその原因を、詳細列に記載します。
これは私が作ったシートの一部です;
復習の時に意識すること
- タイトルとキーワードを見て、問題の概要を1〜3分程度で説明できる
- キーワードの意味を説明できる
- 間違った問題の原因(なぜ間違ったのか)を説明できる
- 解答を作成するまでの思考のプロセスを説明できる
私はこれをすることで、問題解決までのストーリーを頭の中で再現できるようになりました。
ストーリーと再現性
このブログで一番伝えたいことです。応用情報技術者試験件に限らず、試験勉強では 「本番での再現性を高める」 ことが一番大切だと思います。 中学校で学ぶ、二次方程式の文章問題を思い出してみましょう;
解答:
- 求めたい自然数のうち、一番小さいものを と置く。 すると、連続する3つの自然数は , , と表せる。
- 「大きい方の2数の積が3数の総和に等しい」ということは、
。
まとめると、 と表せる。 - 二次方程式を求める手段として、因数分解と解の公式がある。今回は因数分解できるので、 。
- は自然数でないので、 。
- 求めたいものは、連続した3つの自然数なので、答えは 。
上記の解答では、
- 求めたいものを変数で表す
- 問題文から、方程式を組み立てる
- 二次方程式の解法として「因数分解」と「解の公式」を知っていて、どちらを使うべきか判断する
- 二次方程式を解く
- 自然数の定義から、適切な解を選択する
- 最終的な答えを出す
というストーリー(プロセス・解法)を踏んでいます。数学が苦手な子どもたちは、このストーリーを無視して解法を暗記しようとしますが、それでは得点につながりません。なぜならば、丸暗記では「問題文から何が読み取れるのか」「どの値を変数で表すのか」「解の公式をいつ使うのか」がわからないからです。
一方、このストーリーを覚えればいろんな問題に応用できます。解法は問題に依らず、大体同じだからです。
つまり、ストーリーを無視した暗記は応用が効かないけれど、ストーリー全体を理解すると再現性が生まれて、答えまでの道筋が見えてくる ということです。これを午後問題対策でもやろうとしているのが、上のスプレッドシートです。
おわりに
ブログって書くのめちゃくちゃ難しいですね。読みやすい文章を書いている人たち本当に尊敬します。これからもコツコツ何か発信していけたらって思います。
これを読んで下さった方の試験勉強のヒントになれば幸いです。